チェルシーが守田所属スポルティングの監督引き抜きか 英紙指摘「対話を持った」

スポルティングのを率いるルベン・アモリム【写真:ロイター】
スポルティングのを率いるルベン・アモリム【写真:ロイター】

ナーゲルスマン氏、エンリケ氏らをリストアップと報道

 イングランド1部チェルシーはグレアム・ポッター監督を解任後、フランク・ランパード氏を今季限りの暫定監督として迎えた。水面下で来季以降の新監督を探しているとされるなか、日本代表MF守田英正が所属するポルトガル1部スポルティングを率いるルベン・アモリム監督に関心を示しているようだ。英紙「メトロ」が報じた。

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 日本代表MF三笘薫の所属するイングランド1部ブライトンのロベルト・デ・ゼルビ監督の引き抜きも報じられたチェルシーだが、最新の報道ではポルトガル人監督の獲得に向けて動いたようだ。

 スポルティングの監督に就任して最初のシーズンでリーグ戦とカップ戦の2冠を達成したアモリム監督は、クラブとの契約に1000万ユーロ(約15億円)の契約解除条項があるという。英紙「ガーディアン」は、「チェルシーは4人の監督候補と対話を持ち、そのうちの1人」と、アモリム監督について説明している。

 アモリム監督の率いるスポルティングは、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)のグループステージでトッテナムを破った。16強には進めなかったが、UEFAヨーロッパリーグ(EL)に回ると、ラウンド16ではアーセナルを破り、プレミアリーグのクラブを相手にも結果を出している。

 アモリム監督は今月の頭にポルトガルに残り、引き続きスポルティングを率いる意向を示したとされている。チェルシーは、アモリム監督以外にもバイエルンの監督を解任されたユリアン・ナーゲルスマン氏、前スペイン代表監督のルイス・エンリケ氏、元トッテナム監督のマウリシオ・ポチェッティーノ氏、イタリア1部ナポリのルチアーノ・スパレッティ監督、マルセロ・ガジャルド氏、アントニオ・コンテ氏もリストアップしているという。

 3度目の監督就任が報じられた際、今夏にイタリア1部ASローマを離れる可能性について言及したジョゼ・モウリーニョ監督の名前も挙がっているが、最終的に誰が2023-24シーズンのスタートをチェルシーの監督として迎えることになるだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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