“カリスマFW”イブラを抑え込んだ英国代表GK 近距離シュートに「危うく腕が折れるところだった」

ユナイテッド戦でビッグセーブ連発だったバーンリーGKトム・ヒートン

 バーンリーのイングランド代表GKトム・ヒートンは29日のマンチェスター・ユナイテッド戦でビッグセーブ連発し、被枠内シュート11本とシュートの嵐を受けながらクリーンシートを達成した。相手エースFWズラタン・イブラヒモビッチの至近距離からの強烈シュートも防いだ守護神は「危うく腕が折れるところだった」とジョークを交えて試合を振り返っている。

 ユナイテッドの猛攻を浴び、英公共放送「BBC」のデータによれば、ユナイテッドはシュート37本を放ち、そのうち枠内シュートは11本と何度もバーンリーゴールを襲った。その枠内シュートを防ぎ続けたのが、ユナイテッド下部組織出身のヒートンだった。11本のシュートブロックを記録し、同局のマン・オブ・ザ・マッチに選出されている。

 なかでも衝撃的だったセーブは後半16分。右からMFアンデル・エレーラが上げたクロスを、ファーサイドで待っていたイブラヒモビッチがアクロバティックなジャンピングボレーで合わせる。ゴールエリア内からの至近距離シュートに対して、ヒートンは体を投げ出してセーブし、絶体絶命の窮地を救ってみせた。

 英紙「メトロ」が試合後のヒートンのコメントを報じている。記事にはシュートを止めた後、あまりの威力に手を押さえて苦悶の表情の浮かべるヒートンの姿がレポートされているが、その写真とヒートンの言葉がイブラヒモビッチのシュートの強烈さを物語っている。

 

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