モウリーニョと名物主審の新たな因縁が勃発? バーンリー戦で判定に猛抗議し退席処分に

PK判定を下さなかったクラッテンバーグ主審に噛みつき、後半はスタンド観戦

 プレミアリーグで勝ち点を思うように伸ばせないマンチェスター・ユナイテッドのジョゼ・モウリーニョ監督にとって、怒り心頭となる試合がまた生まれた。現地時間29日に行われたプレミアリーグ第10節の本拠地バーンリー戦で、主審のマーク・クラッテンバーグ氏から退席処分を食らう羽目になった。英紙「デイリー・ミラー」は「審判団への恥辱、怒り、軽蔑――ユナイテッドはモウリーニョが得たものを知っていた」とのタイトルで報じている。

 三顧の礼で迎え入れられた“スペシャル・ワン”だが、チームは開幕ダッシュに失敗して中位にとどまっている。優勝争いに食い込むためには是が非でも勝利が必要なホームでの一戦で、序盤から攻め立てるものの得点を奪えない。そのなかでDFマッテオ・ダルミアンが前半にペナルティーエリア内で相手マーカーに倒されたかに見えたが、クラッテンバーグ主審はPKの判定を下さなかった。これにポルトガル人指揮官は激高し、ハーフタイムにドレッシングルームに戻る途中に猛抗議。退席処分を受けて、後半はベンチに入ることを許されなかった。

 モウリーニョ監督はスタンドからの観戦を余儀なくされたが、同紙は指揮官の様子を写真で激写しており、ピッチに向けて手を上げ、明らかに苛立った表情で怒声を浴びせる様子を伝えている。

 

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