怒りのC・ロナウドが圧巻ハット! 「ゴールに命を懸けている」とレアル同僚も脱帽

批判を浴びたエースがアラベス戦で覚醒 地元紙も手のひら返しで称賛

 ゴールが奪えないと批判され続けたレアル・マドリードのFWクリスティアーノ・ロナウドが、怒りをパワーに変えてハットトリックを達成した。現地時間29日に行われたリーガ・エスパニョーラ第10節アラベス戦で、同点弾と勝ち越しゴールを含め3得点をマーク。地元紙「AS」が「ロナウド、トップフォーム復活」など手のひら返しで称賛している。

 レアルはこの日、看板3トップの「BBCトリオ」揃い踏みで敵地に乗り込んだ。前半7分にカウンターから先制を許す思わぬ展開となったが、10分後にFWギャレス・ベイルの直接FKがエリア内で壁に入った相手選手の腕に当たりPKの判定が下る。このチャンスに不調が囁かれたロナウドがキッカーを務め、しっかりと成功させて同点に追いついた。

 この一撃でロナウドは、重しが取れたように躍動する。同32分にはFWカリム・ベンゼマのパスを受けると左サイドを突進し、ペナルティーエリア外から思い切って右足を振り抜く。強烈な弾道の一撃がゴール右へと突き刺さり、勝ち越し点をゲットした。

 後半35分に得た2本目のPKは失敗したものの、FWアルバロ・モラタの追加点で3-1とした後の同43分には、DFマルセロの折り返しから巧みなトラップで相手をかわしてゴールに叩き込み、ハットトリックを達成した。

 

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