好調セビージャに痛恨の事態… 攻撃陣の柱ナスリが左ハムストリングを負傷

1-1ドローのヒホン戦で前半のみで交代 清武は緊急事態のチームを救う存在になれるか

 日本代表MF清武弘嗣が所属するセビージャは現地時間29日、リーガ・エスパニョーラ第10節の敵地スポルティング・ヒホン戦を1-1のドローで終え、首位レアル・マドリードとの勝ち点差が「3」に開いた。だがチームにとって、それ以上にダメージとなりそうなのが、元フランス代表MFサミル・ナスリが左足ハムストリングを痛めて負傷退場したことだ。

 首位争いを演じるセビージャは、この日も前半4分にGKセルヒオ・リコのロングフィードに抜け出したFWルシアーノ・ビエットのシュートで幸先良く先制。しかし同20分に、ヒホンのMFモイセス・ゴメスに強烈なボレーシュートを叩き込まれて同点に追いつかれると、その後は勝ち越し点を奪えずに引き分けた。

 そのなかでナスリは、左サイドからカットインしてシュートを放つなど存在感を見せていたが、前半終了間際に足を痛めてピッチに突っ伏す。ハーフタイムを経て後半からMFビセンテ・イボーラを投入せざるを得なかった。

 

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