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市場価値が最も高いサッカー選手は? 19歳の注目株MFもランクイン、トップにはフランスのスピードスター
現状の1億ユーロ(約144億円)を超えた選手10人を紹介
世界広しといえど、サッカー界で市場価値が1億ユーロ(約144億円)の大台を超える選手はわずか10人しかいないという。
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2022-23シーズンの欧州各国シーズンは残り10試合あまりと終盤戦に差し掛かっている。夏の移籍市場に向けて選手の去就問題も騒がしくなる時期となった。
英紙「デイリー・ミラー」はドイツの移籍情報サイト「Transfermarkt」による選手の市場価値データを参照して「1億ユーロ以上の価値を持つ選手は10人しかいない」と特集。現在のサッカー界で最も価値がある選手の上位10人を特集した。
「Transfermarkt」による市場価値は実際に獲得に支払われる移籍金や年俸などとは異なり、年齢やクラブとの残り契約年数、そしてパフォーマンスレベルなどを元に独自に算出されている。30歳オーバーのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシやポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドといった選手はトップ10には名を連ねていない。
ボーダーラインとなる1億ユーロの値札がつけられているのは、先日の日本代表との親善試合でも得点を決めたウルグアイ代表MFフェデリコ・バルベルデ(レアル・マドリード)、10代でスペイン代表に定着したMFペドリ(バルセロナ)、セリエAで得点量産中のナイジェリア代表FWヴィクター・オシムヘン(ナポリ)の3人だった。
続くのは市場価値は1億1000万ユーロ(約159億円)の3人。カタール・ワールドカップ(W杯)でも異彩を放ったドイツ代表FWジャマル・ムシアラ(バイエルン・ミュンヘン)、今季のプレミアリーグMVP有力候補の一人でもあるイングランド代表FWブカヨ・サカ(アーセナル)、そしてペップ・グアルディオラ監督がその才能を称えるイングランド代表MFフィル・フォーデン(マンチェスター・シティ)が並んだ。いずれも20代前半ながら、すでに最前線で豊富な経験を積んでいる。
3位タイは1億2000万ユーロ(約173億円)で2人。1人はプレミアリーグクラブやレアル・マドリードなどの関心が再三伝えられているイングランド代表MFジュード・ベリンガム(ボルシア・ドルトムント)。そしてもう1人は“白い巨人”の前線でレギュラーを張るブラジル代表FWヴィニシウス・ジュニオール(レアル・マドリード)。ベリンガムはこの選ばれし10人の中で最年少の19歳だ。
単独2位となったのは今季初挑戦のプレミアリーグで26試合28得点を挙げているノルウェー代表FWアーリング・ブラウト・ハーランド(マンチェスター・シティ)。その価値は1億7000万ユーロ(約245億円)で、3位以下に大きく差を付けた。
そして1位はハーランドと並ぶ稀代のゴールハンター、フランス代表FWキリアン・ムバッペ(パリ・サンジェルマン)だ。19歳でW杯制覇を経験し、リーグアンではすでに4度の得点王に輝いている男の価値は1億8000万ユーロ(約260億円)まで到達。レアル・マドリードへの移籍が再燃している24歳が現在のサッカー界で最も価値のある選手となった。