“34歳”当時のマラドーナ、ペレ、クライフのキャリアを紹介

　マンチェスター・ユナイテッドのジョゼ・モウリーニョ監督にとって、キャリアを通じた“天敵”の一人がバルセロナのFWリオネル・メッシであることは間違いないだろう。そんなカリスマ指揮官が、「5年後にはメッシも34歳だ。我々は泣けることになるね」と発言したと、スペイン紙「マルカ」が報じている。

　発言の発端は、26日に行われたリーグカップ4回戦でマンチェスター・シティに1-0で勝利後、記者会見で35歳のベテランMFマイケル・キャリックを先発起用したことについて報道陣から質問された。そこで指揮官は、メッシの名前を引き合いにこう話したという。

「5年後にはメッシも34歳になる。我々すべて泣けることになるね。それは25歳の時と、35歳の時はまた別の状態ということだ。私が言えるのは、キャリックが驚異的だということだけどね」

　キャリックの能力の高さを認めつつ、コンディション面を考えて以前よりも休養を与える必要があるという説明をする上で、メッシを例に挙げた。実にモウリーニョ監督らしいセンスと言えるが、その言葉に同紙がいち早く反応。「かつてのレジェンドは34歳の時、どんな状況だったか」と紹介している。