U-19日本代表の内山監督、初のアジア制覇へ 「過去は意識しない。選手にとって初の決勝」

準決勝でベトナムを3-0と一蹴 指揮官は全員での勝利を強調

 バーレーンで開催されているAFC U-19選手権でU-19日本代表は現地時間27日の準決勝ベトナム戦に3-0と勝利し、決勝進出を決めた。この世代で5大会ぶりのU-20ワールドカップ(W杯)出場を決めているが、内山篤監督はチーム全員での勝利を強調している。AFC(アジアサッカー連盟)公式サイトが試合後のコメントを報じている。

 このベトナム戦で内山監督は先発10人を入れ替えて臨んだ。しかし、そうした状況に選手たちは混乱することなく、前半の11分までにセットプレーから2ゴールを挙げてゲームの行方を決定づけると、後半にも追加点を挙げて勝利している。

「私たちはこの大会に戦える23人を選んできました。このゲームでメンバーを入れ替えましたが、出場機会を与えたいからというだけの理由で入れ替えたわけではありません。チームのベースは変わりませんし、この選手たちでも問題なく実行できると信頼していました。バランスを保った良いゲームをしたと思います。セットプレーからのゴールは試合を楽にしたのではないかと思います」

 内山監督はこのように試合を振り返っている。大会期間中に神谷優太(湘南)が離脱するアクシデントこそあったものの、小川航基(磐田)などをベンチスタートとしたこのゲームでも、U-20W杯初出場を決めて意気軒高なベトナムを相手に危なげない試合運びを見せた。

 

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