ファウル数は韓国の2倍? コロンビアの“危険プレー連続”を対戦国が糾弾「恥ずかしい事実」「韓国を委縮させようと…」

韓国代表とコロンビア代表で乱闘騒動が勃発【写真:ロイター】
韓国代表とコロンビア代表で乱闘騒動が勃発【写真:ロイター】

クリンスマン監督も危険なプレーを認める「激しく来ることは知っていた」

 ユルゲン・クリンスマン新監督率いる韓国代表(FIFAランキング25位)は、3月24日にホームでコロンビア代表(同17位)と対戦。2-2でドローに終わった試合で、韓国メディアは「コロンビアの荒いプレーは危険すぎる」と報じている。

 前半10分と同アディショナルタイムにFWソン・フンミン(トッテナム)がゴールを決めてリードした韓国。しかしエンド変わった後半序盤に、コロンビア代表MFハメス・ロドリゲス(オリンピアコス)とMFホルヘ・カラスカル(CSKAモスクワ)に決められ2-2の引き分けに終わった。

 この親善試合では、コロンビアの選手団が遅れてスタジアムに到着。さらに試合中の荒々しいファウルの多さも含め、韓国側から非難の声が上がっている。

 そうしたなか、韓国のサッカー専門サイト「インターフットボール」でも「コロンビアは危険なファウルが多く、キム・ジンスの負傷を招いた」と前半途中交代となったDFキム・ジンスへのタックルをまず糾弾した。

「負傷したキム・ジンスはまともに歩くこともできず、おんぶされてグラウンドを後にした。コロンビアが伝統的にこのようなサッカーを行い、“固有のプレースタイル”とするのは恥ずかしい事実だ」

 そのうえで、試合を通して相手のプレーの荒さを指摘し「果敢にファウルを犯しながら、韓国を委縮させようとした。コロンビアは20回のファウルを犯し、韓国が記録した10回の2倍だ。そのうち、ソン・フンミンに対するものは6回あった」と実際の数字を引き合いに厳しい声を上げている。

 また、試合後の会見クリンスマン監督が話した「コロンビアが激しく来ることは知っていた」という趣旨の発言を紹介。「選手、監督としてもコロンビアを相手にした時、いつも荒れている印象だ。今日もやはり荒く、それでも韓国選手たちは遅れを取らず、練習で準備したことを出してくれた」と自チームに賛辞を贈ったという。

 拮抗した戦いを繰り広げた両チームだが、韓国メディアは対戦国コロンビアを「韓国よりはるかに荒くて危険」と評価しているようだ。

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