「本田とポーリの起用を後悔しているか?」 厳しい質問にミラン監督は「敗北者の選択」と落胆

指揮官は「よく考えて選択した」と語るも…

 続けて、モンテッラ監督はこのように語っている。

「ジェノアは色々強みがあるが、サイドは強力だ。そのために彼らを起用した。後悔はしていない。(スソとアバーテの)運動量もプレー時間を考えて、フィジカル的に90分間代えないでいるということはできなかった。よく考えて選択したことだった」

 熟慮の末に背番号10と生え抜きMFを起用する選択を下した形だが、2人の背信パフォーマンスでミランは連勝を3で止める羽目になった。「こういう負け方をすれば、話すことは少ない。前半ジェノアのリズムに合わせしまった。相手はマンマークできて、スローインから彼らは先制した。後半はスピードを上げて、チームはよりチャンスを作ったが、ジェノアの追加点で試合は終わった。負けはとても悔しい。しかし、チームの魂は気に入った」と語った。後半のDFパレッタの一発退場と、本田の途中交代後、途中出場のスソの奮闘などで反撃の機運を評価していた。

 開幕から出場し続けていたスソを温存し、先発という千載一遇のチャンスを得た本田だったが、チームの足を引っ張る形で評価を落とした。昨季リーグ戦1得点3アシストの男は今季限りで契約満了となるが、再び出番は訪れるのだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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