「アルメニアの失敗作」と酷評されるムヒタリアン ユナイテッドが早々に見切りをつけ今冬に放出も

香川やゲッツェのような出戻りは不可能

 特集内でムヒタリアンは厳しい指摘を受けており、わずか半年足らずでユナイテッドから追放の危機に直面しているとレポートされている。古巣ドルトムントのハンス・ヨアヒム・ヴァッケCEOはムヒタリアン復帰の可能性を否定しており、マンチェスター・ユナイテッドからドルトムントに復帰した日本代表MF香川真司、バイエルン・ミュンヘンから今季復帰したドイツ代表MFマリオ・ゲッツェのような出戻りパターンは不可能な状況となっている。

 攻撃の連動性に課題を抱えるユナイテッドにおいて攻撃再建のキーマンとなりうるタレントであり、周囲との呼吸が噛み合い始めれば存在感を放つ可能性は秘めている。実際、シャフタール・ドネツクからドルトムントに移籍した際にも、新天地への適応には多少の時間を要しただけに、現時点で“失敗”と決めつけるのは時期尚早の感が漂う。

 もっとも、ユナイテッドは目に見える結果を性急に求めているだけに、欧州屈指のアタッカーにあっさりと見切りをつけてしまうのだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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