「本田による悪夢」「壊滅的」 ジェノア戦大敗の“戦犯”となった10番に伊メディアが酷評の嵐

「サプライズ起用は全員を失望させた」

 また、サッカー専門メディア「カルチョメルカート・コム」も、記事のタイトルを「本田とパレッタによる悪夢」と戦犯扱いにしている。本田はパレッタと並ぶ「4.5点」でワーストタイにされ、「スソを休ませるためのサプライズ起用は全員を失望させた。ニンコビッチをオンサイドにする最悪なミスに、攻撃でも効果的な面がなかった」と、酷評されている。

 そして、ヴィンチェンツォ・モンテッラ監督にも「5点」を与え、「彼の選んだ右サイド(本田とアンドレア・ポーリ)は決定的な失敗。敗戦の原因になった」と、本田起用が敗因になったとされた。

 同様に、サッカー専門サイト「トゥットメルカートウェブ・コム」もワーストタイの「5点」で、「この日本人はミランを不利にするプレーを見せた。オフサイドを感知できないパフォーマンスが失点を呼んだ」と、1失点目の場面での対応の拙さが厳しく批判された。

 リーグ第10節にして今季初スタメンのチャンスを掴んだ本田だったが、そのパフォーマンスはチームに貢献するものからは程遠いものになってしまった。現地メディアで本田を擁護する声は一つもなく、今季限りで契約満了となる背番号10の厳しい現状が浮き彫りになっている。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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