「本田による悪夢」「壊滅的」 ジェノア戦大敗の“戦犯”となった10番に伊メディアが酷評の嵐

今季初先発もチーム最低評価が並ぶ

 ACミランの日本代表FW本田圭佑は、現地時間25日の敵地ジェノア戦で今季のリーグ戦で初スタメンとなったが、失点に絡んだ上に攻撃で見せ場を作ることができず、後半17分に交代となった。試合後の採点を公開したイタリアメディアでは名指しでの酷評が相次ぎ、各メディアでチームワーストタイという厳しい評価だった。試合はミランが0-3で大敗している。

 痛恨のミスが起きたのは、前半10分だった。ジェノアの右サイドでMFトマス・リンコンがボールを持つと、ミランは最終ラインを一気に押し上げたが、ファーサイドのカバーに戻っていた本田が取り残されてしまった。その結果、オンサイドになった相手FWニコラ・ニンコビッチへのクロスが通り、ヘディングで押し込まれてしまう。リプレイ映像でも、オフサイドラインの表示で、本田が取り残されたことがはっきりと示された。結局、本田はシュート0本のまま、チームが退場者を出した後の後半17分にFWルイス・アドリアーノと交代し、ピッチを退いた。

 ミラン専門のニュースサイト「milannews.it」は、記事のタイトルを「壊滅的な本田、チームをほとんど助けない」として大批判した。採点は退場処分となったDFガブリエル・パレッタなどと並ぶチームワーストタイの「5点」となっている。

「今季の初スタメンは、自分もチームもあまりにも困難な状況になった。全員をオンサイドにした相手の先制点の場面でのプレーは許しがたいものだ」

 

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