ギグス氏、イブラが見せた“マンU大敗後の行為”に激怒 「私が嫌うことだ!」と一刀両断

マルシアルの行為も逆鱗に触れた可能性も

 ギグス氏の怒りは収まらなかった。ジョゼ・モウリーニョ監督が直接電話で移籍交渉に当たり、ユナイテッドで聖域と化しつつあるイブラを厳しく断罪した。

 FWアンソニー・マルシアルはフランス代表MFエンゴロ・カンテと試合後に抱擁を交わしていたが、このシーンもレジェンドの逆鱗に触れていた可能性があるという。

 不振が続くチームの改革者として期待されたジョゼ・モウリーニョ監督は、試合終了直前に本拠地の観衆を煽り、歓声を呼びかけたチェルシーのアントニオ・コンテ監督に逆ギレ。試合後には「1−0なら分かる。4−0の試合でやることか!」とイタリア語で敵将に耳打ちすると、そのまま口論を繰り広げる情けない八つ当たりに出たばかりだった。

 赤い悪魔は湯水の如く移籍金をマーケットに3年連続でつぎ込んだ挙句、今季リーグ7位と低迷している。モウリーニョ政権誕生でユナイテッドを離れることになったレジェンドは愛情深い古巣の体たらくに不満を抱えているようだ。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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