ギグス氏、イブラが見せた“マンU大敗後の行為”に激怒 「私が嫌うことだ!」と一刀両断

試合後、イブラヒモビッチが相手のアザールとユニフォーム交換するも…

 マンチェスター・ユナイテッドのレジェンドで昨季まで同クラブのアシスタントコーチを務めたライアン・ギグス氏は、23日の敵地チェルシー戦で0−4と大敗後にFWズラタン・イブラヒモビッチが見せたある行為に激怒し、「私が嫌うことだ!」と一刀両断している。地元紙「デイリー・メイル」が報じた。

 ユナイテッドはスタンフォードブリッジで赤っ恥をかかされた。開始30秒でFWペドロ・ロドリゲスに秒速弾で先制を許すと、大量4失点で守備が崩壊。一方のイブラヒモビッチら攻撃陣も、アントニオ・コンテ監督によって戦術的に整備されたチェルシーの組織的守備に抑え込まれ、手も足も出なかった。

 そんななか、赤い悪魔の伝統を踏みにじるような愚行に出る男がいたという。ユナイテッドで現役、そして指導者として29年勤め上げたギグス氏は「フットボールの試合で負けることはある。だが、試合でボコボコにされながらユニフォームを交換するというのは、私が嫌うことだ!」と一刀両断した。

 犯人は試合後にヘラヘラしながらベルギー代表FWエデン・アザールとユニフォームを交換したイブラヒモビッチだ。アザールは鮮やかな個人技でゴールを奪った一方、イブラは開幕4試合で4ゴールを決めてから完全に沈黙。連動性に欠けるユナイテッドで期待された個の力を見せるシーンは激減している。

「もしも4−0で負けたら、相手を祝福し、サポーターに感謝し、速やかにピッチを立ち去るべし。ピッチをうろついて、自分たちをボコボコにしたばかりの相手と笑ったり、ユニフォーム交換をしてはいけない」

 

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