ナポリ22歳FW、相手守備陣翻弄の「マラドーナ風」美技に英注目 「彼は止められない」
クワラツヘリアがアタランタ守備陣を開ける一撃
イタリア1部ナポリは現地時間3月11日、セリエA第26節でアタランタと対戦し、2-0で勝利した。ジョージア代表FWクヴィチャ・クワラツヘリアが先制ゴールを決めたなか、海外メディアでは「彼は止められない」「ナポリのスーパースター」など称賛している。
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試合はアタランタ守備陣が奮闘して0-0で前半を折り返すと、後半15分にクワラツヘリアがこじ開けた。ペナルティーエリア手前でナイジェリア代表FWビクター・オシムヘンからクワラツヘリアがボールを受けると、キックフェイントと独特なステップで立ちはだかった相手DFを翻弄し、最後は右足でゴールにシュートを突き刺した。
試合はその後、後半32分に右サイドのコーナーキック(CK)からコソボ代表DFアミル・ラフマニがヘディングでゴールを決めて勝負あり。2-0でナポリが勝利し、前節のラツィオ戦(0-1)から早くも立て直した。
そんななか、英メディア「スポーツ・バイブル」ではクワラツヘリアに注目し、「彼は止められない」「ナポリのスーパースター」と絶賛すると、「チェルシー、アーセナル、マンチェスター・ユナイテッド、リバプールなどが、この22歳の選手の獲得に乗り出している」と、ビッグクラブからの注目を示唆し、その活躍ぶりを評価した。
また、英紙「ザ・サン」では「ディフェンス全員を困惑させ、マラドーナ風のゴールを決めた」とクラブレジェンドであるディエゴ・マラドーナを彷彿とさせるゴールであることを紹介し、「ディフェンスに赤っ恥をかかせた」と、相手DFを翻弄したドリブルシーンに注目をした。
今季公式戦28試合で13ゴール15アシストと、大ブレイクを果たしたクワラツヘリア。UEFAチャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16ではドイツ1部フランクフルトに先勝し、ベスト8への可能性が高まっており、欧州の舞台でもクワラツヘリアの活躍を見ることができるだろうか。