アウクスブルクで今季出場わずか8分間… 宇佐美が屈辱の5戦連続メンバー外で構想外危機

敵地フライブルク戦でもベンチメンバーを外れる

 アウクスブルクの日本代表FW宇佐美貴史が、22日の敵地フライブルク戦でリーグ戦5試合連続のメンバー外となる危機的状況に陥った。

 今季12位のアウクスブルクは、韓国代表FWチ・ドンウォン、MFク・ジャチョルが先発に名を連ねるなか、宇佐美は今季リーグ戦6試合目のベンチ外に。今季の出場時間は8月27日の開幕戦ヴォルフスブルク戦の試合終了直前の8分間に止まっている。さらに10月のワールドカップ・アジア最終予選直前に故障し、ハリルジャパンに合流することができなかった。

 今夏アウクスブルクに移籍した宇佐美にとっては2度目の欧州挑戦となっているが、出場時間数がACミランFW本田圭佑の19分間を下回る危機的状況となっている。日本代表のバヒド・ハリルホジッチ監督は宇佐美の才能に惚れ込み、ブンデス再挑戦を決意した際には「嬉しい。変わらざるを得ない状況を自分で作った」と歓迎していたが、予想外の苦境に直面している。

 ハリル監督が全幅の信頼を寄せる秘蔵っ子は、すでにアウクスブルクのディルク・シュスター監督の構想外となってしまったのだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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