三笘同僚のブライトンMFカイセドが2027年6月まで契約延長 「大幅な昇給」と精通記者が証言

モイセス・カイセドが契約を延長【写真:ロイター】
モイセス・カイセドが契約を延長【写真:ロイター】

ビッグクラブは引き続き関心か

 日本代表MF三笘薫が所属するイングランド1部ブライトンは現地時間3月3日、中盤のキーマンであるエクアドル代表MFモイセス・カイセドとの契約延長を発表した。

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 カイセドは2021年1月にブライトンに加入すると、そこから半年間は試合出場の機会をほぼ得られなかったが、ベルギーのベールスホットに期限付き移籍して欧州でのキャリアが軌道に乗り始めた。半年後の22年1月にブライトンへ戻ると出場を重ね、今季に入ってチームの成績上昇に伴い中盤のキーマンとしてブレイク。カタール・ワールドカップ(W杯)でもエクアドル代表としてプレーした。

 それもあり、今冬の移籍市場では同じプレミアリーグのチェルシーなどビッグクラブからの注目も集めて移籍志願と受け取られるような行動や発言もあったが、最終的には残留。そして、ブライトンはカイセドと2027年6月までの契約を結んだことと、クラブが持つ1年間の延長オプションがあることを発表した。

 ロベルト・デ・ゼルビ監督は「これはクラブ、ファン、私、そしてモイセスにとって最も重要な素晴らしいニュースだ。ピッチで目標に向かって前進する私たちをより強固なものにしてくれるだろう」とコメントしている。

 また、移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ記者はこの件について、自身のツイッターで「この契約には大幅な昇給が含まれる」としたほか、「リリース条項が含まれていない」と投稿。そのため、カイセド獲得を狙うクラブが現れた場合はブライトンと制限金額なしで交渉することが必要になる。

 もっとも、ロマーノ記者は「トップクラブは夏に向けて関心を持ち続けている」とも投稿。チェルシーやアーセナルが高額移籍金での交渉を持ちかけたとされる冬の移籍市場を終え、さらに長期契約を残す状態になったカイセドを獲得するには相当な移籍金での交渉が必要になりそうだ。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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