「あっちでサムライしてきた」 ミランのモンテッラ監督が本田について珍発言

指揮官は独特な言い回しで本田について言及 「今は普通に練習している。元気だ」

 ACミランFW本田圭佑は日本代表のロシア・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選で左足首を捻挫し、前節キエーボ戦でベンチ外となったが、ヴィンチェンツィ・モンテッラ監督は「あっち(日本代表戦)でサムライしてきた」と珍発言。今季出場時間19分間で、イタリアメディアから「練習場だけのサムライ」と揶揄された本田は、実戦の舞台でも“サムライ”になれるのだろうか。

 2位ローマと勝ち点で並ぶミランは首位ユベントスとの大一番を目前に控えている。記者会見では、左足首の故障で前節を欠場した本田についての質問がモンテッラ監督に飛んだ。

「本田は練習した。今は元気だ。あっちで(日本代表で)サムライしてきた。足首が腫れていたが、今は普通に練習している。元気だ」

 若き戦術家は冗談交じりにこう語った。本田は11日のW杯アジア最終予選オーストラリア戦で慣れない1トップで先発。先制点をアシストしたが、試合勘の欠如の影響か、後半はガス欠に終わった。モンテッラ監督は、日本代表での活動を「サムライしてきた」と独特な言い回しをしているが、これは皮肉なのだろうか。

 

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