ドルトムント香川が9戦ぶり先発も低調なプレーに危機感 「継続して積み重ねなくては…」

ゲッツェとの約5年ぶりのコンビも機能不全

 そうしたなかで香川は、ユルゲン・クロップ前監督時代に抜群のコンビネーションを誇ったドイツ代表MFマリオ・ゲッツェと、中盤センターで“黄金コンビ”を再結成。ともにスタメン出場を果たしのはおよそ5年ぶりとなったが、機能不全に終わった。香川はボールロストも散見されるなど、期待されたパフォーマンスを見せることができなかった。

 リーグ戦の前節ヘルタ・ベルリン戦(1-1)では、途中出場からPKを奪取するなどキレのある動きを見せていたが、スポルティング戦では不発。「自分として、チームとしてこれからも継続して積み重ねていかなくてはいけないと思っています」と継続的な活躍が課題と反省した。短い文章で淡々と綴られた内容から、無念の思いがにじみ出ている。

 今季CLで初出場となった香川は、負傷者続出の影響を受けて出番を得ている状況だが、スタメン奪回へのアピールは失敗に終わった。復権に向けて、次なるチャンスを手にすることはできるだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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