“ネクスト三笘”の日本人22歳FWに英注目 攻撃の万能性は「同胞の三笘と比較しないわけにはいかない」

オーストリアでプレーするFW中村敬斗【写真:Getty Images】
オーストリアでプレーするFW中村敬斗【写真:Getty Images】

中村敬斗は今季公式戦20試合で12得点6アシストをマーク

 イングランドで“ネクスト・ミトマ”として注目を集めるFW中村敬斗。英メディア「HITC」はそのプレースタイルをセネガル代表FWサディオ・マネ(バイエルン・ミュンヘン)と比較し、リバプールの獲得に太鼓判を押している。

 オーストリア1部LASKリンツに所属する中村は、今季公式戦20試合で12得点6アシストを記録。英紙「テレグラフ」のマイク・マクグラス記者は先月、イングランド1部リバプールやブライトンが中村の動向をチェックするためにスカウトを送っていると伝えた。

「HITC」は、「LASKの38番はサディオ・マネやアーリング・ハーランドも学んだオーストリアのブンデスリーガで見事な活躍をしている」と今季の中村の活躍を伝え、「この22歳の映像を見ると、同胞の三笘と比較しないわけにはいかない」「直線的なプレーと正確なフィニッシュ力はマネのようでもある」と三笘やマネと共通点を持つプレースタイルに着目。「左サイドから中へ切れ込んでくる脅威を持っている一方で、昨季終盤のマネのように中央のエリアでも効果的なプレーができる」と攻撃のポジションならどこでもこなせる万能性も評価された。

 今季のリバプールは21試合を終えた時点でプレミアリーグ9位と低迷中。冬の目玉補強だったオランダ代表FWコーディ・ガクポもやや苦戦気味だが「アルトゥーロ・メロのような疑問の多い市場判断が続いていたなかで、もしリバプールがLASKの中村と契約できれば、それは大きな希望を与える補強になるだとう」と中村への期待は膨らんでいる。シーズン終盤戦の活躍次第で注目度はさらに高まっていきそうだ。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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