チェルシーのムドリク獲得合意報道を引き合いに出し、三笘の価値を強調

　イングランド1部ブライトンは現地時間14日、プレミアリーグ第20節でリバプールと対戦し、3-0で快勝を収めた。左サイドハーフで先発出場した日本代表MF三笘薫は、先制点をお膳立てする活躍で勝利に貢献した。そんななか、海外記者は1億ユーロ（約138億円）でチェルシー移籍に迫る選手の報道に対して、「ブライトンの三笘に賭けるべきだ」と言及している。

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　第18節アーセナル戦（2-4）、第19節エバートン戦（4-1）で2戦連続ゴールを記録した三笘。勢いそのままに迎えたリバプール戦でも持ち味の突破力を発揮した。対峙したイングランド代表DFトレント・アレクサンダー＝アーノルドを幾度となく抜き去り、DFジョエル・マティプにも前半早々にイエローカードを提示させ、ブライトンの攻撃を牽引する働きを示した。

　0-0で迎えた後半2分、高い位置でボールを奪ってカウンターが発動すると、左サイドの三笘がドリブルでペナルティーエリア内に侵入。右足でファーサイドへ送ると、相手DFに接触したボールをMFソリー・マーチが押し込んで先制に成功。三笘のお膳立てから均衡を破った。勢いに乗ったブライトンは立て続けに追加点を奪い、最終的には3-0で圧勝。順位もリバプールと入れ替わり、8位に浮上した。

　プレミアリーグ初挑戦のシーズンで早くも強烈なインパクトを残している三笘の活躍に、海外記者が反応。米メディア「The Shortcut」のアダム記者は、チェルシーがシャフタール・ドネツクに所属するウクライナ代表FWミハイロ・ムドリクを1億ユーロで合意に至ったという報道を引き合いに出し、「これは大きなギャンブルであり、それほどのお金なら、即座に真の違いを生み出せる選手に投資した方がいい。ブライトンの三笘に賭けるべきだ」と公式Twitterで投稿している。三笘には、すでに100億円以上の価値があると考えている記者も現れ始めているようだ。