アーセナル冨安、先発復帰も現地低評価 攻撃の“クオリティー不足”を英指摘「ボールを無駄にしていた」

冨安健洋がオックスフォード・ユナイテッド戦でスタメン出場【写真:ロイター】
冨安健洋がオックスフォード・ユナイテッド戦でスタメン出場【写真:ロイター】

FA杯オックスフォード戦で後半36分までプレー

 イングランド1部アーセナル所属の日本代表DF冨安健洋は、現地時間1月9日にFAカップ(杯)3回戦の英3部オックスフォード・ユナイテッド戦(3-0)で先発復帰を果たした。しかし英メディアの採点では、10点満点中4点のチーム最低点タイの厳しい評価が下されている。

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 2022年カタール・ワールドカップ(W杯)終了後、チームに合流した冨安はハムストリングの負傷によりプレミアリーグ再開初戦の第17節ウェストハム戦(3-1)を欠場。第18節のブライトン戦(4-2)、第19節のニューカッスル戦(0-0)はいずれも途中出場だった。

 迎えたオックスフォード戦で、昨年10月末のノッティンガム・フォレスト戦(5-0/リーグ第14節)以来のスタメンとなった冨安は、4枚並んだ右サイドバック(SB)での出場となった。

 チームは後半18分にMFモハメド・エルネニーが先制点を挙げると、同25分と31分にFWエディ・エンケティアが連続ゴールを決めて3-0と快勝。冨安は後半36分までプレーした。

 そんな日本人DFに対し、各国メディアはあまり高い評価は与えていないようだ。英メディア「フットボール・ロンドン」では10点満点中4点のチーム最低点タイを記録。「タックルは良かったがサカのサポートに苦戦した」と攻撃面での物足りなさを指摘し、「(ポジションを争う)ベン・ホワイトは、守備的なSBでもあるにもかかわらず、ファイナルサードでより多くの貢献ができ始めているが、1回のオーバーラップと貧弱なクロスを除いて、日本代表DFはほとんどできていない」とこの試合、冨安と交代したDFベン・ホワイトと比較している。

 さらに英メディア「90min」でも、チーム2番目に低い4点(10点満点)と手厳しい評価。「彼の仕事ぶりを非難することはできないが…」と前置きしつつ、「冨安がファイナルサードに入るたびに、彼はボールを無駄にしていた。ショッキングなパスもあった」とこちらも最終局面での攻撃参加のクオリティー不足に苦言を呈していた。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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