本田が豪州戦で4年ぶりの1トップ出場 「足を引っ張らないようにした」で1アシスト

「僕だけだいつもと違うポジション」

 後半に入るとオーストラリアが完全に試合を支配し、本田にボールが渡る場面は数えるほど。ボールを受けても相手センターバックとボランチに挟み込まれてキープすることができなかったが、最前線として最低限の結果は残した。

「正直、悔しい。先制しただけにゲーム運びとしては計算通りだったんですが、悔しいですね。(1トップについて)僕だけがいつもと違うポジションなので。6年ぶりにやるポジションなので足を引っ張らないようにしたいと思っていた(実際は12年10月以来)。あの形は非常に良かったと思います。あの形をもっと多く作り出せればいいかなと思いました。今日はオーストラリアの方が優勢だったということで、勝ち点1で良しとしたいなと思います」

 所属するミランでは、リーグ戦開幕全試合で先発落ちとなり、出場時間はわずか19分。ハリル監督からは「本田がもっと良ければ……」と名指しで注文をつけられたが、反骨の背番号4は逆境をバネにすることができるか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

 

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