岡山学芸館が悲願の初V! 高校選手権決勝で東山を3-1撃破、県勢初の全国制覇を達成

岡山学芸館が東山を破り優勝【写真:徳原隆元】
岡山学芸館が東山を破り優勝【写真:徳原隆元】

第101回大会の決勝戦、国立競技場で岡山学芸館(岡山)と東山(京都)が激突

 第101回全国高校サッカー選手権は1月9日に国立競技場で決勝戦が行われ、岡山学芸館(岡山)が東山(京都)に3-1の勝利。大会の歴史の中で岡山県勢の初優勝となった。

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 ともに準決勝をPK戦の末に勝ち上がってきた対戦は、東山が右サイドのDF 石井亜錬に高い位置を取らせて押し込む姿勢を見せる一方で、岡山学芸館は準決勝まで大会3得点でランキングトップに並ぶFW今井拓人を両サイドに流れさせて起点を作る形を見せた。

 それが実った岡山学芸館は前半25分、今井が右サイドに流れてゴール前を横切るラストパスを送ると、戻りながらの対応になった東山DF新谷陸斗がボールを巻き込んでしまいオウンゴール。岡山学芸館に先制点が入った。

 一方の東山も前半44分、左サイドでポイントを作るとFW北村圭司朗が出したマイナスのパスに走り込んだMF真田蓮司が右足インサイドで上手く合わせたミドルを決めて同点。真田の得点ランキングトップに並ぶゴールで1-1の同点となりハーフタイムを迎えた。

 後半も前半と同じような形の立ち上がりとなったが7分、岡山学芸館は左サイドでポイントを作るとDF中尾誉がオーバーラップ。そこからのクロスにMF木村匡吾がヘディングで合わせて勝ち越しゴールを奪った。

 1点を追う東山は後半29分、左サイドからのクロスに卒業後のセレッソ大阪入りが内定のMF阪田澪哉が走り込んで頭で合わせるもクロスバーを直撃。逆に岡山学芸館は後半40分にロングスローのこぼれ球を木村が押し込み、5万868人の観衆の前で3-1と勝利して学校のみならず岡山県勢としても初優勝を飾った。

 得点ランキングは3点で今井と真田に加え、神村学園(鹿児島)のFW福田師王、前橋育英(群馬)のFW山本颯太、日大藤沢(神奈川)のFW森重陽介の5人がトップに並んで大会を終えた。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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