クロップお気に入りのウーデゴール、リバプール移籍を否定「アーセナルで何か特別なことを成し遂げたい」

アーセナルでプレーするマルティン・ウーデゴール【写真:ロイター】
アーセナルでプレーするマルティン・ウーデゴール【写真:ロイター】

母国メディアのインタビューでアーセナルを「自分が居るべき場所」と表現

 イングランド1部リバプールのユルゲン・クロップ監督は、ドイツ1部ドルトムントの指揮を執っていた時から、ノルウェー代表MFマルティン・ウーデゴールに関心を持っていた。しかし、現在アーセナルのキャプテンは、長期的にロンドンに留まる意向であることを明言したと、英紙「メトロ」が報じている。

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 2021年夏の移籍市場でスペイン1部レアル・マドリードからアーセナルに加入したウーデゴール。ノルウェー国立放送「NRK」のインタビューで、子供の頃はリバプールファンだったことを明かしたウーデゴールに、「本当にいいオファーがリバプールから届いたらどうするか?」という質問がぶつけられた。それに対してウーデゴールは「僕をこの場所から連れ去ることができる手段はほとんどないと思う。ここで本当に良い時間を過ごせている。今のままであれば、ここに数年間とどまっている自分が見える」と、アーセナルを離れる考えがないことを強調した。

 2003-04シーズンを最後にリーグ優勝のないアーセナルは、2016-17シーズンを最後にUEFAチャンピオンズリーグからも遠ざかっている。今季はカタール・ワールドカップ(W杯)の中断期間前までにプレミアリーグで首位に立っており、19シーズンぶりの優勝も可能な位置にある。

 ウーデゴールは「僕はここで何か特別なことを成し遂げたい。クラブを形成する役割を果たし、何かを勝ち取りたい。それが大きな目標だ。僕の計画では、ここにしばらくいる予定だ。これまで何年にも渡って移籍を繰り返してきた。足を着けて、自分が居るべき場所にいられると感じられることはいい気分だ。何年もここにいられたらと思う。ここに来た初日から、自分の家にいるような気分だった」と語った。

 10代の頃から大きな注目を集めたウーデゴールは、16歳でレアル・マドリードに加入。その後、オランダ1部ヘーレンフェーン、フィテッセ、スペイン1部レアル・ソシエダへの期限付き移籍を経て辿り着いたアーセナルで、クラブの顔となっていけるだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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