【W杯】メッシ躍動、クロアチア翻弄ドリブルに海外注目 「香川真司がやったように…」

【写真:ロイター】
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前半34分にPKで先制点をマーク、代表歴代最多得点記録を塗り替える

 アルゼンチン代表FWリオネル・メッシはカタール・ワールドカップ(W杯)準決勝のクロアチア代表戦に先発出場し、前半34分に先制のPKを決めるなど躍動。クロアチアDFを翻弄するようなドリブルも見せてスタジアムを沸かせた。

 この試合で元ドイツ代表のローター・マテウス氏に並ぶW杯25試合出場の最多タイ記録を達成したメッシは前半34分にPKで先制点をマーク。今大会ビッグセーブ連発のGKドミニク・リバコビッチの手が届かないゴール右上に力強いシュートを蹴り込んだ。

 その後、アルゼンチンはFWフリアン・アルバレスが豪快なドリブル突破からの一撃で追加点を奪い、試合を優位に進めた。試合の途中に足の太もも裏を気にかける様子もあったメッシだが、その後も圧巻のプレーを披露。前半終了間際には右サイドでクロアチアのDFに囲まれながらも、いとも簡単に密集をドリブルで突破する一幕があった。

 このプレーについて、英国メディアのダニエル・ストーリー記者はツイッターで「リオネル・メッシは負傷しているが、それでも香川真司が子供たちの集団を相手にやったように、クロアチアの選手たちをドリブルで抜き去った」と投稿。以前、日本のバラエティー番組で元日本代表MF香川がMF清武弘嗣とともに大勢の子どもたちを相手にした企画にチャレンジしていたが、メッシがクロアチアを相手に披露したドリブルをそれと比較していたようだ。

 W杯通算11得点目を決め、ガブリエル・バティストゥータ氏を抜いてアルゼンチン代表のW杯歴代最多得点記録も塗り替えたメッシ。W杯準決勝という大舞台でも別格の技術を見せつけている。

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