“問題児”バロテッリがリーグアン初退場処分! 決勝弾も終盤に相変わらずのお騒がせぶり

後半40分に決勝弾を決めたバロテッリだが… 終盤に悪童の顔を覗かせる

 ニースの元イタリア代表FWマリオ・バロテッリは、2日のリーグアン第8節、本拠地ロリアン戦後半40分に劇的な決勝弾を決めながらも、後半アディショナルタイムに二枚目のイエローカードを受けて退場処分となる相変わらずの問題児ぶりを見せている。試合はニースが2−1で勝利した。

 バロテッリは後半40分に衝撃の一撃を決めた。敵陣左で味方からラストパスを受けるとボールを持ち出して右足を一閃。強烈な一撃はゴールに突き刺さった。2年前にリバプールでリーグ戦1ゴール、昨季はミランでリーグ戦1ゴールと期待を裏切るパフォーマンスで、今季移籍先がマーケット最終盤まで見つからなかったバロテッリだが、新天地のニースではリーグ戦3試合5ゴール、UEFAヨーロッパリーグ2試合1ゴールと大爆発している。

 だが、最後の最後にいつもの悪童の顔を覗かせてしまった。ユニフォームを脱ぎ、振り回すパフォーマンスで無用なイエローカードを受けてしまう。さらに、後半ロスタイムにはドリブルを仕掛けた後、マーカーとのささいなやり取りが主審に見咎められ、再びイエローカード。バロテッリはフランス・リーグアンで初退場となった。

 それでもニースはバロテッリの退場をものともせず、勝ち点3をつかんだ。復活の狼煙を上げるバロテッリだが、リーグ第8節にしてリーグアン初の退場処分を受けるなど相変わらずのお騒がせぶりを発揮している。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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