堅守崩壊のレスター監督がミランMFに白羽の矢 今冬に11億円で獲得に動くか

ラニエリ監督がカンテの後継者としてクツカに注目

 日本代表FW岡崎慎司が所属するプレミアリーグ王者レスター・シティが、来年1月にACミランのスロバキア代表MFユライ・クツカを、移籍金860万ユーロ(約11億円)で獲得する可能性が浮上した。英地元紙「デイリー・エクスプレス」が報じている。

 レスターは昨季プレミアリーグで奇跡の優勝を果たしたが、今季は12位とスロースタートとなっている。クラブ史上初出場となったUEFAチャンピオンズリーグでは2連勝と順調なスタートを切ったものの、リーグカップはチェルシー相手に2-4と逆転負けを喫し、敗退していた。

 レスターは昨季優勝時の主力の大半が残留したものの、中盤でボールを奪っていたフランス代表MFエンゴロ・カンテがチェルシーに移籍。代役としてニースから獲得したMFナンパリス・メンディも故障離脱中で、中盤のダイナモ不在の影響によって、昨季猛威を振るった堅守と高速カウンターに陰りが見えている。

 クツカはビッグネームではないが、昨季日本代表FW本田圭佑の所属するミランに加入後、豊富な運動量で中盤を支えている実力者。運動量とボール奪取能力への評価は高い。クラウディオ・ラニエリ監督は、カンテの後継者としてクツカを獲得できるだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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