【W杯|1日の見どころ】“死の組”は混戦…日本が運命のスペイン戦へ クロアチア×ベルギー、前回大会上位対決も

【グループ展望】グループEは最終戦まで4か国に突破可能性、グループFとの結果次第で“ロストフの激闘”再現も?

■グループE
1位 スペイン 勝ち点4(得失点差+7)
2位 日本 勝ち点3(得失点差0)
3位 コスタリカ 勝ち点3(得失点差-6)
4位 ドイツ 勝ち点1(得失点差-1)

■グループF
1位 クロアチア 勝ち点4(得失点差+3)
2位 モロッコ 勝ち点4(得失点差+2)
3位 ベルギー 勝ち点3(得失点差-1)
4位 カナダ 勝ち点0(得失点差-4)

 この両グループは1位と2位が決勝トーナメントの初戦で対戦することもあり、お互いの結果も気になるところ。日本が執念の2位通過を勝ち取った時に、ベルギーが逆転で1位通過していれば決勝トーナメント1回戦で、前回ロシアW杯におけるロストフの激闘が再現される可能性もある。

 グループEは日本が2位につけていて好位置に見えるが、最終戦がスペイン戦であることから突破条件は決して簡単ではない。勝利できれば文句なしに突破だが、引き分けではコスタリカの勝利か、ドイツが2点差以上で勝利した時に敗退してしまう。敗戦した時はドイツかコスタリカのいずれかが必ず勝ち点4以上になるので敗退が決まる。一方のスペインも日本に不覚を取れば、コスタリカが金星を挙げた時に敗退する条件もある。W杯優勝経験を持つ2強に最終戦までプレッシャーが掛かったとも言えるだろう。

 グループFでは前回準優勝のクロアチアと前回3位のベルギーが潰し合う。その狭間でモロッコは比較的有利な状況にあるとも言えるだろう。黒阿多は初戦が低調だったものの持ち直し、一方のベルギーは初戦で勝利も2戦目で敗戦した上に内紛勃発と流れは悪い。そうした意味では、欧州勢の突破争いはややクロアチアが有利と言えるか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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