【W杯】キャプテン吉田麻也、ボール回しの“鬼役&股抜き被害”でチームは大盛り上がり

ピッチに倒れこむ吉田麻也と笑顔を見せた長友佑都【写真:FOOTBALL ZONE編集部】
ピッチに倒れこむ吉田麻也と笑顔を見せた長友佑都【写真:FOOTBALL ZONE編集部】

25回のボール回しを許し、遠藤には股抜きを食らう

 日本代表は11月21日、カタール・ワールドカップ(W杯)グループリーグ初戦のドイツ代表戦に向けたトレーニングを行い、冒頭のウォーミングアップ部分が報道陣に公開された。毎回、見どころのあるロンド(ボール回し)だが、この日も多くのポイントがあった。

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 ドイツ戦でも中盤でコンビを組むと見られているMF鎌田大地(フランクフルト)とMF久保建英(レアル・ソシエダ)だが、久保が巧みな技術でプレッシングをかわし、DFの間を通した。しかし、受け手となる鎌田が反応できず。鎌田はニヤリと笑い、「彼とは合わない」と、報道陣に記事を書かれるのを見越したかのように言った。

 また、序盤からボール回しが好調だったDF吉田麻也(シャルケ)は、DF長友佑都(FC東京)に「麻也、今日はいいな!」「コンディションいいな!」などとイジられながらも、まんざらではない笑顔を見せていた。しかし、最後の最後に鬼になると、チームメイトたちのボール回しを止められず。鬼の縛りが付く25回のボール回しを許すと、さらにその直後にはMF遠藤航(シュツットガルト)に股抜きを喰らい、頭を抱えてピッチに倒れこんだ。

 この25回+キャプテンの股抜きに、チームは大盛り上がり。これ以上ないプレーが出たことで「終わり、終わり!」と、ロンドはここで終了した。

 報道陣に公開された冒頭のトレーニングは、和気あいあいとする姿が見られた日本代表。報道陣をシャットアウトしたあとのトレーニングでは、一気に集中力を高めたトレーニングが行われているはずだ。

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