「いいチームに巡り合えた」 久保建英、ソシエダ移籍でW杯メンバー入りに感謝「正直、半分くらい諦めていた」

日本代表MF久保建英【写真:(C) JFA】
日本代表MF久保建英【写真:(C) JFA】

ソシエダ公式インタビューで自身初のW杯について語る

 スペイン1部レアル・ソシエダのMF久保建英は、カタール・ワールドカップ(W杯)で初めて4年に一度の祭典の舞台に立つ。クラブの公式インタビューで、ソシエダへの移籍がW杯メンバー入りを掴むきっかけになったと感謝している。

 2019年6月にJ1のFC東京からスペイン1部の名門レアル・マドリードへ移籍した久保。3年間でマジョルカ、ビジャレアル、ヘタフェ、マジョルカへのレンタルを経て、今年7月にソシエダに完全移籍することになった。

 今季はラ・リーガで12試合に出場して2得点2アシストと、数字以上にソシエダの攻撃を牽引。左肩脱臼で一時離脱こそあったが、W杯の日本代表メンバーにも無事名を連ねた。

 ソシエダ公式ツイッターは、久保のインタビューを公開。久保はW杯について「サッカー選手なら誰しもが楽しみにしている舞台。僕もすごく楽しみ」とコメント。その一方で、移籍前まではW杯でプレーすることは難しいと考えていたという。

「正直に言うと、レアル・ソシエダに入る前はW杯に選ばれると思っていなかった。半分くらいは諦めていたので、レアル・ソシエダといういいチームに巡り合えたことで、自分の立場が確かなものになった気がするので感謝しています」

 日本代表は今回、グループリーグでドイツ代表、コスタリカ代表、スペイン代表と対戦予定。久保は「スペインもドイツもいて、コスタリカもいてすごく難しいグループだけど、チームメイトから『スペインに勝っちゃってよ』とも言われるし、始まるまでは何が起こるのがサッカーなので自分たちの可能性を信じて頑張りたい」と意気込んだ。

「僕としてはこれが初めてのW杯ですけど、これがラストにならないことを祈って、目の前のW杯に集中して、一戦一戦大事にして、個人としてもチームとしてもいい結果を持ち帰れる大会にしたい」

 自身初のW杯に挑む久保のプレーから目が離せない。

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