前田大然、W杯で“アンパンマン”広める! おなじみゴールパフォーマンス「できればいい」

日本代表FW前田大然【写真:(C) JFA】
日本代表FW前田大然【写真:(C) JFA】

「もうアンパンマンは世界に広がっていると思う。でも、もっと広げたい」

 スコットランド1部セルティックのFW前田大然は、チームに4人の日本人選手が在籍するなか、唯一、カタール・ワールドカップ(W杯)の日本代表メンバーに選ばれた。出発前には「チームメートたちからも、『頑張ってくれ』というのは言われました」と明かした。

 セルティックでは一時期、ゴールを挙げることができずに批判もあった。「もちろん、焦りもありましたが、やっていればチャンスは来るだろうと思ってやっていたので。それが最近の結果につながったと思います」と、語った。

 実際に第11節のハイバーニアン戦からは、リーグ戦5試合に出場して3ゴールを記録。良い状態でW杯の開催地であるカタールに入ることができた。「やっぱりアシストよりゴールが好きなので。(点を)取っていると、試合でも余裕があるプレーができたりする。やっぱりゴールを取れていた方がやっていても気持ちがいい」と、得点を取ることで良いリズムが作れると語った。

 前田と言えば、Jリーグでプレーしていた時から「アンパンマン」のゴールパフォーマンスがおなじみだった。一時期、ゴールパフォーマンスを変えるという報道もあったが、W杯では、これまでのパフォーマンスを用いるつもりだという。

「もうアンパンマンにしようかな、と。写真撮影の時も『ゴールセレブレーションをして!』と言われて、アンパンマンしかできなかったので。できればいいかなと思います」

 FW町野修斗(湘南ベルマーレ)は、「ゴールを決めてニンジャパフォーマンスを世界に広めたい」と宣言していた。「アンパンマンを広げる?」と問われた前田は「もうアンパンマンは世界に広がっていると思う。でも、もっと広げたい」と答えた。

 ゴールパフォーマンスとしてのアンパンマンは、そこまで世界には広がっていないだろう。スコットランドでは、前田がゴールを決めたことで、アンパンマンパフォーマンスが話題になったが、再び同じことを世界の舞台で起こしてほしいところだ。

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