「世界で勉強する運命にある」 カタールW杯32か国の勢力図を中国メディア分析、日本の立ち位置とは?

中国メディアが考えるW杯での日本代表の立ち位置とは?【写真:ロイター】
中国メディアが考えるW杯での日本代表の立ち位置とは?【写真:ロイター】

日本、韓国などアジア全6か国は一番下のカテゴリーに所属

 11月20日に開幕するカタール・ワールドカップ(W杯)は、32か国が出場する。中国のニュースメディア「SOHU」は、「優勝候補」「ベテラン強豪国」「ダークホース」「参加に焦点」の4つに振り分けており、日本代表を含むアジア全6か国は一番下のカテゴリーとなっている。

 森保監督が振り分けられたのは「参加に焦点」のカテゴリー。ほかに、カタール、イラン、韓国、オーストラリア、サウジアラビアとアジア全6か国が対象となり、「アジアのチームは世界で勉強する運命にあり、困難が伴う」と説明が添えられている。ほかにも、エクアドル、コスタリカ、チュニジア、モロッコ、カメルーン、ガーナが振り分けられ、「W杯は試合参加を楽しむことに重点を置いている」と厳しい評価となった。

 続く「ダークホース」候補には、セネガル、アメリカ、ウェールズ、メキシコ、ポーランド、カナダ、クロアチア、セルビア、スイス、デンマーク、ウルグアイの計11か国が入った。

“第2勢力”扱いの「ベテラン強豪国」にはポルトガル、ベルギー、オランダ、ドイツ、スペインが該当。「ドイツとスペインは伝統的な強豪。しかし、優勝後に衰退し、その次の大会ではグループリーグで姿を消している。ポルトガル、ベルギー、オランダも強いが、優勝するには少し足りない」と分析されている。

 そして、「優勝候補」はブラジル、フランス、アルゼンチン、イングランドの4か国。「フランスはディフェンディングチャンピオンで優勝する理由は十分。アルゼンチンにはメッシがいるが、ネイマール擁するブラジルも負けていない。イングランドは過去2大会で結果を残し、選手の推定市場価格の総額もトップクラスだ」と説明されている。

 記事は「今年最後に笑うのはどのチームだろうか」と締めくくられており、カタールで繰り広げられる熱い戦いに期待を寄せていた。

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