「練習場だけのサムライ」とばっさり ラツィオ戦不発の本田にイタリア地元紙が辛辣な皮肉

今季二度目のチャンスを与えられた本田は、「わずかに良いプレー」を見せたのみ

 ACミランの日本代表FW本田圭佑は20日の第5節、本拠地ラツィオ戦で後半37分から途中出場したが、目に見える結果は残せなかった。今季リーグ戦は5試合で先発落ちとなり、出場時間はわずか19分間。ベンチ要員となっている背番号10に対し、イタリア地元紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」は「練習場だけのサムライ」とばっさり切り捨てている。

 ラツィオ戦では、2-0とミランリードで迎えた後半37分にようやく出番が訪れた。第3節のウディネーゼ戦で11分間プレーした背番号10は今季二度目のチャンスを与えられ、右ウイングに入った。

 しかし、同紙は出場時間の短かった本田を採点なしとしている。昨季はバランサーとして攻守の泥仕事をこなし、その献身性から「サムライ」と呼ばれることもあった本田だが、現在の苦境を寸評でこう記されている。

「ミラネッロ(練習場)だけのサムライは、どんなに厳しいことか。選手年鑑で順列を変えようと、またわずかに良いプレーがあった程度だった」

 

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