英紙が緊急提言! マンU崩壊を食い止めるためにモウリーニョがすべき「5つのこと」

今季4得点の「イブラ外し」も提案

 4つ目は「ルーニー、イブラヒモビッチ、フェライニを先発から外す」。不調の主将FWウェイン・ルーニーや、クラブOBのポール・スコールズ氏から実力不足を指摘されているMFマルアン・フェライニだけでなく、リーグ5試合で4ゴールのFWズラタン・イブラヒモビッチまでもが先発落ちの候補に挙げられた。「5試合で4得点というイブラヒモビッチの出来は無視できるものではないが、機動力とペースが不足している」と課題が浮かび上がっている。代わりに若くてスピードのある20歳のFWアンソニー・マルシアルや、18歳のFWマーカス・ラッシュフォードの1トップ起用もオプションとして提案された。

 5つ目は「テンポを上げる」というもの。ジョゼップ・グアルディオラ監督率いるシティと比べて、ユナイテッドの選手は明らかに動きが鈍く、なかなかボールを前に運べていなかった。ポゼッションを重視したルイス・ファン・ハール前体制に似ていると指摘されており、チーム全体のテンポアップが求められている。

 大型補強で話題を集め、開幕ダッシュに成功したユナイテッドだったが、多くの問題点が浮かび上がり、序盤から多くの問題に直面している。昨季は不振のチームを立て直せずにチェルシーで解任の憂き目に遭ったモウリーニョ監督は、この苦境を乗り越えることができるのだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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