マンU“10番”ルーニーの不振は「完全なるホラー」 英紙がワトフォード戦のデータを紹介し酷評

前方へのパスは「15分に1本」の割合

 記事では再び「彼はパスを回していたじゃないか? 依然としてパサーだろう?」というルーニーファンの声を取り上げ、それに対しても厳しい現実を突きつけていく。

 10番目は「パス40本で成功は33本」と、1試合でのパス数自体が少なかったことを紹介。続けて「33回のパス成功のうち、横パスが12本でバックパスが15本」という悲しい事実を伝え、最後に「つまり、彼は前方へのパスを6回しか成功させていない。90分間で、15分に一度の割合だ」と一刀両断されている。

 ルーニーは、0-1で敗れた15日のUEFAヨーロッパリーグ初戦の敵地フェイエノールト戦で温存されていた。ワトフォード戦では最高のコンディションでのプレーが期待されたが、仕掛けられず、シュートも打てず、身体も張らず、横パスばかりという背信のパフォーマンスに終始した。

 内容的にも数字的にも「完全なるホラー」な90分間に終わってしまったルーニー下ろしの怨嗟の声が、サポーターから巻き起こる悲惨な事態になっている。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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