韓国代表FWファン・ウィジョ、FIFA規定でUEFA加盟国内の新天地探しが暗礁 Jリーグ復帰の可能性も

オリンピアコスでプレーするファン・ウィジョ【写真:ロイター】
オリンピアコスでプレーするファン・ウィジョ【写真:ロイター】

今季はオリンピアコスにレンタル移籍も結果が出ずに構想外扱い

 ギリシャ1部オリンピアコスに所属する韓国代表FWファン・ウィジョは、新天地で思うように結果が出ず戦力外扱いとなりつつあるなかで、国際サッカー連盟(FIFA)の規定で欧州サッカー連盟(UEFA)に加盟する国ではプレーできないため、母国の韓国やかつて所属した日本も視野として入るという。韓国メディア「xportsnews」が伝えた。

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 韓国1部城南FCでプロキャリアをスタートさせたファン・ウィジョは、その後2017、18、19年シーズンにJ1ガンバ大阪に所属。18年シーズンには27試合で16ゴールとストライカーとして存在感を示した。

 2019年7月にフランス1部ボルドーと契約、3シーズン間プレー。20-21シーズン、21-22シーズンと10得点以上と結果を残して、今年8月にイングランド1部ノッティンガム・フォレストへ完全移籍が決まった。今季はギリシャ1部オリンピアコスへレンタル移籍となったが、リーグ戦5試合でノーゴールと苦しんでおり、ギリシャメディア「to10.gr」によれば、戦力外扱いになっているという。

「to10.gr」によれば、ファン・ウィジョは来年1月の移籍市場で出場機会を得られるチームを探したいが、「1シーズンに最大3チームまで登録可能。同じ連盟に所属している場合、両チームでのみ公式戦出場が可能」というFIFAの規定により、新天地が制限され、場合によってはJリーグ復帰のあり得ると見立てている。

「ボルドー、ノッティンガム・フォレスト、オリンピアコスで選手登録され、UEFAに属しているボルドーとオリンピアコスでプレーした。ボルドーで公式戦2試合に出場したため、他チームでプレーすることはできない。ファン・ウィジョが選べる道は2つだ。1はノッティンガム・フォレストに戻って試合には出ず、トレーニングをするだけ。残る1つはUEFAに所属していない韓国や日本に移籍すること」

 不振でカタール・ワールドカップ(W杯)の韓国代表入りも危ぶまれている30歳のファン・ウィジョ。果たして、今冬の移籍市場でどのような動きを見せるのだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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