CL初戦で大敗のセルティック 地元紙「ナカムラのようにCLに相応しい選手がいない」と嘆き節

CL初戦でバルセロナに0-7と歴史的な完敗 地元紙はスター不在の現状を嘆く

 横浜F・マリノスの元日本代表MF中村俊輔は、スコットランドの名門セルティックを退団して10年以上の歳月が経過したが、今でもクラブのレジェンドとして崇められ、その存在の大きさが注目されている。

 セルティックは現地時間13日、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)のグループステージ初戦でバルセロナと対戦。敵地カンプ・ノウで0-7と歴史的な完敗を喫していた。CLの前身であるUEFAチャンピオンズカップでは優勝経験を持ち、国内リーグは5連覇中とはいえ、今や欧州での競争力を失っている。

 スコットランド地元紙「イブニング・タイムズ」はバルセロナ戦の大敗を取り上げている。そのなかで「今のセルティックには、ヘンリク・ラーション、スティリアン・ペトロフ、シュンスケ・ナカムラのようにチャンピオンズリーグに相応しい選手たちがいない」とスター不在の現状を嘆いている。

 元スウェーデン代表FWラーションが所属していたのは今から12年前の03-04シーズンまで。現所属の選手たちの多くはプロデビューすら果たしていない。中村を擁してCLベスト16に勝ち上がった10年前の06-07シーズンにセルティックでプレーしていた選手は、現キャプテンのスコットランド代表MFスコット・ブラウンのみとなっている。

 

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