上田綺世、ベルギーリーグMOM選出 移籍後初の1試合2ゴール 両チーム最高「8.4点」と海外高評価

ベルギーでプレーするFW上田綺世(※写真は日本代表での活動時)【写真:ロイター】
ベルギーでプレーするFW上田綺世(※写真は日本代表での活動時)【写真:ロイター】

シャルルロワ戦でスタメン出場、前後半1ゴールずつマークと躍動

 ベルギー1部セルクル・ブルージュは、現地時間10月21日に行われたリーグ第14節のシャルルロワ戦を4-1で制し、今季5勝目を挙げた。日本代表FW上田綺世はスタメン出場で2ゴールの活躍を見せたなか、海外データサイト「Whoscored.com」では上田に両チーム最高の8.4点の高評価が付けられ、この試合のマン・オブ・ザ・マッチ(MOM)にも選出されている。

 上田はこの試合で3試合連続となるスタメン出場を果たし、同じく先発のピッチに立ったシャルルロワMF森岡亮太との日本人対決が実現。そんななかで前半32分、ゴール前へ送られたクロスの折り返しを中央で受けると、反転しながら右足を豪快に振り抜き、先制ゴールを叩き込む。

 さらに1-0とリードして迎えた後半12分には、今季5点目となる追加点をマーク。スローインからのボールがゴール前に流れ、FWケビン・デンキーが力強いキープからヒールパスを送ると、ペナルティーエリア内でフリーとなった状態からゴール右隅へ正確なコントロールシュートを突き刺した。

 チームのその後、1点を返されるも味方がさらに2点を加点し、4-1で今季5勝目をマーク。上田は今夏移籍後初となる1試合2ゴールと躍動した。その働きぶりは海外データサイト「Whoscored.com」で称えられ、各選手の採点で上田には両チーム最高の「8.4点」の高評価が与えられるとともに、ベルギーリーグの公式サイトではこの試合のMOMに選出された。

 シーズン序盤こそやや低調な気味だったものの、ここ3戦3発と本領発揮の兆しを見せ始めている上田。日本代表の一員として11月開幕のカタール・ワールドカップ出場も視野に入るストライカーのさらなるゴール量産に期待が懸かる。

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