前節好プレーも依然として苦境の本田 イタリア紙は次節も“4戦連続スタメン落ち”と予想

本田は前節ウディネーゼ戦の後半34分から出場し、指揮官もプレーを評価していたが…

 ACミランの日本代表FW本田圭佑は、16日の敵地サンプドリア戦でもベンチスタートの可能性が高まっている。イタリア紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」が週末のリーグ第4節の予想スタメンを公開した。

 今節はUEFAチャンピオンズリーグとUEFAヨーロッパリーグが開幕したこともあり、金曜日から日曜日の分散開催になる。そのどちらへも出場権を持っていないミランのゲームは、金曜日のナイトゲーム(日本時間で土曜日早朝)に組まれた。

 ミランは第2節のナポリ戦で退場処分を受けたFWエムベイェ・ニアングが復帰し、前節にイタリア代表MFジャコモ・ボナベントゥーラが務めた左ウイングに戻ると予想された。その一方で、同様に退場処分となったものの出場停止があと1試合残るMFユライ・クツカのポジションは、前節に続き新加入のMFホセ・ソサが起用されると見込まれている。

 本田がポジションを争っている右ウイングのスタメンは、開幕から4試合連続でスペイン人FWスソが入ると予想された。本田は前節ウディネーゼ戦の後半34分から出場し、アディショナルタイム8分を含めて約20分間プレー。チームは本田投入後に決勝ゴールを許して敗れたものの、ヴィンチェンツォ・モンテッラ監督から本田は「試合に良いインパクトを与えた」と評価された。しかし、ポジション争いの序列を覆すには至らなかったようだ。

 

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