ペップ・シティのCL初戦は英メディアも驚く豪雨で延期に 予備日の14日夜に仕切り直し

キックオフ2時間前から1時間で32.4ミリメートルの大雨により、ピッチコンディションが悪化

 ペップ・グアルディオラ監督率いるマンチェスター・シティのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)初戦は悪天候という思わぬ形に阻まれた。現地時間13日開催予定のグループステージ第1節ボルシアMG戦がマンチェスター市内に降った豪雨の影響で試合延期となった。

 英国営放送「BBC」によると、シティの本拠地イティハド・スタジアム周辺ではキックオフ2時間前から1時間で32.4ミリメートルの雨量が降ったという。現地の気象予報士によると、この時期のマンチェスターでは「非常に珍しい」豪雨によって、ピッチコンディションは一気に悪化した。

 市内の公共交通機関も不通になるほどの大雨によって、スタジアム内のピッチも水浸しとなった。主審を務める予定だったビョルン・カウパース氏ら審判団によってピッチを確認した結果、ボールも弾まない状況だったため、試合の延期が決定された。

 UEFAの規則によると、延期された試合は予備日に設定されている翌日もしくは別の日に再設定しなければならないとなっている。延期決定から2時間以内にクラブ間によって合意する仕組みとなっており、13日夜から14日夜に変更となったようだ。

 シティは先週末のマンチェスター・ダービーに勝利するなど、今季ここまでの公式戦を全勝と最高のスタートを切った。その勢いに乗ってCLでも戦いたいところだったが、悪天候という“想定外の相手”によって仕切り直しとなってしまった。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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