三笘薫は「クラブで最も議論の余地がない選手」 ライバルの去就問題で海外メディアが称賛

ブライトンの日本代表MF三笘薫【写真:Getty Images】
ブライトンの日本代表MF三笘薫【写真:Getty Images】

サルミエントはスペイン1部セビージャなど移籍の可能性あり?

 イングランド1部ブライトンに所属する日本代表MF三笘薫は、10月1日に行われたプレミアリーグ第9節リバプール戦で途中出場すると、3-3の同点に追いつくゴールを演出した。まだリーグ戦で先発出場がないものの、その存在は確実に欧州でも認められつつあるようだ。海外メディア「El Futebolero Espana」は、三笘のチームメイトの記事内で日本代表アタッカーについても触れている。

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「El Futebolero Espana」が注目したのは、ブライトンに所属するエクアドル代表FWジェレミー・サルミエントだ。20歳のアタッカーは、スペインのマドリード出身ながらも、幼少期にイギリスへ移住。2021年からはブライトンと契約を結んだ。イングランド代表として年代別代表でプレーしてきたが、フル代表はエクアドル代表を選択し、9月27日にドイツのデュッセルドルフで行われた親善試合でも、途中出場を果たしている。

 若くして才能を高く評価されているサルミエントだが、今シーズンは負傷にも苦しみ、まだリーグ戦でピッチに立てていない。「ジェレミー・サルミエントのキャリアを台無しにしかねない、予期せぬ理由」という見出しの記事では、足首の負傷に苦しんでおり、「今後のプレミアリーグやエクアドル代表の活動で、持ち味のスピードが損なわれる」可能性を指摘している。

 そして、サルミエントが負傷している際に、その役割を持って行った選手として三笘の名前が挙がっているのだ。

 記事では、「エクアドル代表選手は、日本人の三笘薫の台頭によってポジションを失うことになった。(三笘は)スターティングイレブンから彼を消しただけでなく、プレミアリーグを戦っているクラブの中で、現在、最も議論の余地がない選手になりつつある」と、日本の誇るドリブラーを評している。

 実際には三笘はまだリーグ戦で先発出場していないのだが、与えているインパクトの大きさを物語っているのかもしれない。なお、記事では、サルミエントについて、スペイン1部セビージャが関心を示しているとも書かれているが、実際に冬の移籍市場で動くことになるのだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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