ザルツブルク南野の出場15分での2ゴールを地元紙が称賛 1点目は「踊るようにDFをかわした」

今季は2戦3ゴール! “ジョーカー”としての輝きを称える

 レッドブル・ザルツブルクの日本代表FW南野拓実が、11日のオーストリア・ブンデスリーガ第7節の敵地アドミラ戦に後半30分から途中出場。15分間の出場で2得点を挙げ、4-0の大勝に貢献した。オーストリアの大手紙「クローネン・ツァイトゥング」は、“ジョーカー”としての南野の活躍を伝えている。

 2-0とリードした後半30分からピッチに立った南野。同35分にエリア内左でパスを受けると前に2人のDFが立ちはだかるが、右足から左足に持ち替える鋭い切り返しで1人のマークをはがすと、もう1人を抜き切る前に素早く左足を一閃。僅かなシュートコースを突いて、グラウンダーのシュートがゴール右のサイドネットを揺らした。巧みなステップからの一撃は「ミナミノはアドミラのDFを踊るようにしてかわし、遠い方の隅を突いた」と描写されている。

 同43分には右サイドでパスを受けると、GKとの1対1で冷静にニアサイドを破ってダメ押しゴールをゲット。同紙は15分間の出場でドッペルパック(ドイツ語で1試合2得点)を達成した南野に「ジョーカー」の名を与え、その活躍を称えた。

 8月20日のマッタースブルク戦以来、今季2試合目の出場となった南野は、2試合で3得点を記録。ザルツブルクも開幕戦でシュトゥルム・グラーツに敗れて以降は4勝2分と無敗をキープし、3位に浮上した。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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