日本代表は「サプライズ候補」と海外メディア分析 W杯出場32か国を格付け…韓国、豪州などアジア各国の前評判は?

日本代表がサプライズ候補に?【写真:ロイター】
日本代表がサプライズ候補に?【写真:ロイター】

「スカイ・スポーツ」のオーストリア版がカタールW杯出場国を評価

 カタール・ワールドカップ(W杯)でドイツとスペインの優勝経験2か国とグループステージで対戦する日本代表。海外メディアは7大会連続出場となるサムライブルーを本大会での「サプライズ候補」に挙げている。

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 衛星放送「スカイ・スポーツ」のオーストリア版は「有力国はどこだ?サプライズは?」と題し、カタールW杯出場32か国を格付け。まず“優勝候補有力”として挙がっているのは18年のロシアW杯王者のフランスと、南米からブラジルとアルゼンチンを含めた3か国となっている。FIFAランキングでも上位(1位ブラジル、3位アルゼンチン、4位フランス)の強豪国が名を連ねた。

 それに続く第2勢力としてオランダ、イングランド、デンマーク、ベルギー、クロアチア、ポルトガル、そして日本と同組のドイツ、スペインと欧州列強国がずらりと並んでいる。

 そしてこの上位11か国の下に「サプライズ候補」として11か国が挙がった。そのうちの1つが森保一監督率いる日本だ。ドイツ語圏メディアということもあり、ブンデスリーガで活躍する選手の名前とともに日本の評価が記されている。

「(日本は)ドイツと同組で、スペインとも対戦する。ノックアウトステージを突破すればそれだけでサプライズだが、無視はできない存在だ。日本の守備を破るのは簡単ではなく、フランクフルトの鎌田大地やフライブルクの堂安律などブンデスリーガのスターを擁する攻撃陣は侮れない」

 ドイツとスペイン、そしてコスタリカも同居するグループEを突破するのは難しいと見られているものの、攻守に高いクオリティーを備えるチームとして油断ならない相手と評価されている。

 日本のほかには開催国カタールをはじめ、セネガル、アメリカ、メキシコ、ポーランド、カナダ、スイス、セルビア、ガーナ、ウルグアイが「サプライズ候補」の予想に。残りのエクアドル、サウジアラビア、イラン、ウェールズ、オーストラリア、チュニジア、コスタリカ、モロッコ、カメルーン、韓国は決勝トーナメント進出の見込みが薄い「アウトサイダー」との評価となった。

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