「自分の歌を試合中に歌わないでくれ」 王者レスター撃破後にクロップ監督が異例のお願い

レスター戦後、上機嫌のクロップ監督はジョークを交えてサポーターに呼びかけ

 リバプールのユルゲン・クロップ監督が、昨季のプレミア王者レスター・シティを4-1で破った10日の試合後に、サポーターたちへ異例のお願いをしている。英公共放送「BBC」が報じた。

 そのお願いとは、「自分の歌を試合中に歌わないでくれ」というもの。クロップ監督は、ジョークを交えてこう語った。

「ユルゲン・クロップ ラララララ~。と、こういう感じの歌だと思うのだけど、それを試合中には歌わないでほしいんだ。彼らがその歌を歌い始めると、私にはいつも不運がやってくるんだ。彼らが歌い始めた途端にレスターに大チャンスが訪れたしね。これはPKを決める前に喜んでいるようなものだよ。決めてから喜ぶべきなのと同じように、全てが終わってから歌ってほしいんだ」

 王者レスターをホームで粉砕した指揮官は上機嫌ながらも、放送を通してサポーターに異例のお願いをしている。ストレートに捉えれば、不運を呼ぶ応援歌ということになるが、その真意はサポーターも含めて、喜ぶのは試合に勝ってからにしようということなのかもしれない。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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