処遇格差を味わう“10番”ハメス コロンビア代表で躍動も、レアルでは次節“強制温存”

ジダン監督がオサスナ戦の前日会見で明かす

 レアル・マドリードのコロンビア代表MFハメス・ロドリゲスは、またしても代表とクラブでの処遇の格差を味わうことになりそうだ。リーガ・エスパニョーラ第3節のオサスナ戦を控えて、ジネディーヌ・ジダン監督が前日会見に臨んだ。「少々疲労気味なので、休みを与えねばならない」と公式サイトも記しており、“強制温存”させられることになった。

 ハメスは国際Aマッチウィークでコロンビア代表の10番として、ロシア・ワールドカップ南米予選2試合に出場した。現地時間6日のブラジル戦には敗れたものの、直接FKからの正確なクロスで一時は同点となるオウンゴールを誘発するなど、同国のエースとしての存在感を発揮した。

 しかし、所属のレアルではここまでのリーグ戦は2試合とも途中出場に終わっている。そして公式サイトによると、ジダン監督はオサスナ戦の登録メンバー19人に看板3トップ「BBCトリオ」を揃えた一方で、ハメスを外した。前日会見で指揮官は、ハメスに関する質問について以下のように答えたという。

「ハメスは我々と一緒にここにいて、幸せだ。ただ、彼は明日の試合のメンバーに入らない。カゼミーロとマルセロも同様だ。彼らは少々疲労を抱えて戻ってきている。我々は21日間で7試合を戦う予定だし、選手それぞれに休息を与えたい。私はすべての選手が帰ってきてくれて幸せだし、プレーの準備はできている」

 

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