森保ジャパン新ユニフォーム、ドイツ在住日本人の“着用率の高さ”に驚き あとから分かった「なるほど」な理由

キックオフ前30分くらいの観客席の様子。この後、さらに人が入り日本のゴール裏は多くの人で埋まった【写真:FOOTBALL ZONE編集部】
キックオフ前30分くらいの観客席の様子。この後、さらに人が入り日本のゴール裏は多くの人で埋まった【写真:FOOTBALL ZONE編集部】

夜までスタジアムで執筆作業、ホテル着後も原稿との闘い

 試合前の国歌斉唱の時、個人的に感慨深いものがあった。というのも、小学校時代に3年間、アメリカに住んでいたことがあり、当時通っていた現地の学校で毎日のようにアメリカの国歌を歌っていたからだ。日常的に聞くことはなくなったが、あらためて仕事でドイツを訪れて、アメリカの国歌を聞いていることにジーンと熱くなるものがあった。

 試合は、序盤こそ日本にも危ない場面があったが、それ以降は日本がアメリカを圧倒。2-0というスコアに終わったが、もっと差をつけていてもおかしくなかった。気持ちの良い試合を見た! と、そのままビールを飲みに行きたい気分にもなるが、ここからが本当の仕事の始まり。監督会見やミックスゾーンで話を聞き、目にした試合を振り返って原稿を書かなければならない。

 すっかり暗くなるまで、デュッセルドルフ・アリーナで原稿を書き、試合を観戦していたファン・サポーターが完全にいなくなった20時近くに帰路についた。もらっていたサンドイッチが残っていたこともあり、夕食はそれを食べて終了。ホテルに戻ってからも、引き続きパソコンに向かって残りの原稿を仕上げたら、明け方の4時になっていた。そのままベッドに転がり込んだ。疲れたが、勝利の後の原稿を書くのは気持ちがいい。

 この後に続くエクアドル戦、そしてクウェートでのフットサル日本代表の戦いでも、こうした試合が続いてほしいと切に願いながら、泥のように眠りについた。

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