「怒ってるふりして平謝り」 Jリーグベテラン通訳、フォルラン事件の衝撃エピソードにファン爆笑「咄嗟にそれ出来るの凄い」

かつてC大阪でプレーしたFWディエゴ・フォルラン【写真:Getty Images】
かつてC大阪でプレーしたFWディエゴ・フォルラン【写真:Getty Images】

2014年のブラジルW杯前に起きたエピソードを回想

 多くの助っ人外国人選手が参入してきたJリーグ。公式SNSでは、「Jリーグの通訳の世界」と題して、現在川崎フロンターレで通訳を務める白沢敬典さんにスポットを当て、かつてセレッソ大阪でプレーをした元ウルグアイ代表FWディエゴ・フォルランの衝撃エピソードを公開している。

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 母国ウルグアイでプロキャリアをスタートさせたフォルランは、イングランド1部マンチェスター・ユナイテッドやスペイン1部アトレティコ・マドリードで活躍し、ウルグアイ代表でも背番号10を背負い、4位で終わった2010年の南アフリカ・ワールドカップ(W杯)ではMVPを受賞した。

 フォルランは2014年にC大阪に加入し、同年のブラジルW杯メンバーにも選出。通訳の白沢氏は、W杯に向けた会見の会場へ向かっている最中に起きたエピソードを明かした。

 クラブハウスから会見会場のホテルに自身の車で向かったフォルラン。白沢氏もフォルランが運転する車を追いかけ会場に向かった。しかし、フォルランの車がスピード違反で警官に止められてしまったそうだ。

「ディエゴは激昂してるわけですよ。『とにかく俺はスピード違反してない、絶対言え!』っていう感じですぐ言われたんですよね。だけどそれは時間が絶対もったいないなと。そんな時間費やしとったらアカンなと思ったんで、怒ってるふりして平謝りした」

 怒ってるふりをしながら警官に謝罪をしたという白沢さん。対応した警官もその場を理解して迅速に手続きを取り、その後ホテルに向かったという。

 Jリーグ公式YouTubeチャンネルで公開された動画のコメント欄では、「フォルラン事件、めっちゃ笑った」「咄嗟にそれが出来るのが凄い」「シンプルに話が上手い」「裏方にスポットを当てることを今後もやって欲しい」など、ベテラン通訳の白沢氏ならではのエピソードに反響が寄せられている。

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