チェルシーの体制刷新、ルカク去就にも飛び火? インテルでのレンタル延長“無効”の可能性浮上
チェルシーが新監督招聘、スペイン紙がルカクのレンタル移籍“1年延長オプション”無効の可能性浮上と指摘
イングランド1部チェルシーは、9月8日にトーマス・トゥヘル監督を解任するとすぐに日本代表MF三笘薫の所属するブライトンからグラハム・ポッター監督を引き抜いた。UEFAチャンピオンズリーグ(CL)とFIFAクラブワールドカップ(W杯)でチェルシーを優勝へ導いた監督を解任した影響は、イタリア1部インテルにも影響しそうだと、スペイン紙「AS」が報じている。
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チェルシーは昨年8月にベルギー代表FWロメル・ルカクをクラブ史上最高額となる9750万ポンド(約162億円)の移籍金で獲得。しかし、トゥヘル監督の戦術にフィットしなかったルカクは、1シーズン限りでインテルへレンタル移籍されることとなった。
今シーズンから1年の延長オプション付きのレンタル移籍でイタリアに戻ったルカクだが、監督の交代によりその契約条項が無効になる可能性が浮上している。
インテルのCEOを務めるジュゼッペ・マロッタ氏は、「監督交代の影響が、どのように出てくるかは分からない。私たちはルカクの最大のパフォーマンスを引き出そうとしている。そして、シーズン終了後に私たちは座って、チェルシーと話し合うことになるだろう。監督交代によって、自動的に彼が戻ることになるのか分からない。今日、その予想をするのは難しい」と、今シーズンのパフォーマンス次第で状況が変わることを示唆している。
チェルシーとルカクの契約は2026年6月末までとなっているが、再びロンドンで青いユニフォームを着てプレーすることがあるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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